知っておきたい「漏水」「漏電」の豆知識です。
いざという時のためにこの道のプロが教えます。
漏水チェック
のしかた
水を使用していないのに水道メーターのパイロットが回っている。
水道料金が高くなった。
マンションなどで親メーターと子メーターとの使用量の誤差が多い。
年中地面が濡れているまたは湿っている箇所がある。
以上のような症状がみられると、漏水の可能性があります。その場合、以下の作業を行ってみてください。
すべての水道の蛇口を閉めてください。
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水道メーターのパイロット部分(※写真参照)をチェックしてください。
- ※パイロット部分が動いていると、漏水の可能性があります。
西本設備へご連絡ください。
主なカランの
漏水の原因
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パッキンの劣化
蛇口を閉めても止まらない場合、パッキンの劣化が原因と思われます。
一般的な蛇口(13mmの単水栓)のパッキン交換は、さほど難しくありません。
少し大きめのモンキーレンチが1本あればお客様でも交換可能です。元栓を閉めてから交換してください。 -
カランの破損
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凍結
気温が0℃以下になった時、蛇口の栓をひねっても水又は湯が出てこない場合は凍結が原因と思われます。
凍結しても軽度であればお客様で解氷することができます。蛇口にぬるま湯をかけてゆっくりと温めてください。
※解氷時は絶対に熱湯はかけないでください。熱湯をかけると急激な温度変化によりカランが破損するおそれがあります。
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ミニ知識
カランとは、水栓金具のこと。
オランダ語で水栓・蛇口のことをいいます。
水栓の種類
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単水栓
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2ハンドル混合栓
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シングルレバー混合栓
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サーモスタット混合栓
水栓(蛇口)には、大きく分けて4種類あります。
お使いの水栓が【単水栓】か「2ハンドル混合栓」なら、ほとんどの修理がご自分でできます。
「シングルレバー混合栓」や「サーモスタット混合栓」は構造が複雑なので、内部までは触らないようにし、西本設備へご連絡ください。
漏電のチェック
のしかた
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漏電によってメインブレーカーが落ち、停電になった時
どの分岐ブレーカーに問題があるか調べてみましょう。
まず、すべてのブレーカーを落としてください。
次にメインブレーカーをあげて、分岐ブレーカーを一つずつあげていきます。
メインブレーカーが再び落ちた時、その分岐ブレーカーの箇所に問題があるということになります。それ以外の分岐ブレーカーは使用可能ですので、問題のブレーカーを落としたまますべてのブレーカーを上げてください。
問題がある分岐ブレーカーに関しては西本設備へご連絡ください。
蛍光灯の種類
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ラピッドスタート形
(グロー球不要) -
スターター形
(グロー球要)
照明器具に対応していない蛍光灯をしようすると、器具の故障や蛍光灯の寿命が短くなります。